歌舞伎「橋弁慶」より 牛若丸。
五条橋にて横笛を奏づ
五条橋にて横笛を奏づ
第47回福岡県伝統的工芸品展にて
『福岡県伝統的工芸品振興協議会長賞』を受賞致しました。
税込価格 880,000円
牛若丸は、源氏再興のための手助けをしてくれる者を集めようと夜な夜な五条橋で人探しをしています。その様子は「五条橋に曲者が出る」とうわさになり、弁慶の耳にも入ります。
「そいつを捕らえて従えよう」と考えた弁慶は、ある夜大薙刀をかついで五条橋に出向きます。橋の上に薄衣をまとった人影を見た弁慶は女人と思って避けようとしますが、その人こそ牛若丸で、弁慶の腕を見ようといたずらを仕掛けます。これぞ曲者と気付いた弁慶も応戦しますが、ひらひらと身軽に動き回る牛若丸を捕らえられず、ついには小太刀で大薙刀を打ち落されてしまいます。恐れ入った弁慶が相手にその名を問い、その人こそ源氏の若武者牛若丸と知れます。
こうして二人は主従の契りを結び、後の世に名を残すのでした。
「そいつを捕らえて従えよう」と考えた弁慶は、ある夜大薙刀をかついで五条橋に出向きます。橋の上に薄衣をまとった人影を見た弁慶は女人と思って避けようとしますが、その人こそ牛若丸で、弁慶の腕を見ようといたずらを仕掛けます。これぞ曲者と気付いた弁慶も応戦しますが、ひらひらと身軽に動き回る牛若丸を捕らえられず、ついには小太刀で大薙刀を打ち落されてしまいます。恐れ入った弁慶が相手にその名を問い、その人こそ源氏の若武者牛若丸と知れます。
こうして二人は主従の契りを結び、後の世に名を残すのでした。